2025年7月31日
第350号 終業式、国際数学オリンピック
「観測史上最高」という言葉をしばしば耳にするようになった猛暑の中、7月31日に1学期終業式を迎えることができました。日頃より、深志高校の教育活動にご支援ご協力いただいている皆様に感謝申し上げます。
終業式は放送室から各教室へ配信しました。機材の接続とセッティング、リハーサル、放送中の画面の切り替え等、放送委員の手によって行います。その前の授業終了後に準備を開始し、「時間になっちゃうよ」とうい大人の声が聞かれる中、放送委員の生徒たちは「HDMIケーブルある?」「タイプCにする?」等、淡々と(着実に)笑顔で準備を進め、開始時刻の5分名前には準備終了、各教室の受信状況も把握し、3分前に音声リハーサル、時間通りに終業式が始まりました。手際に良さと落ち着いた姿(心の中は?)に改めて頼もしさを感じました。
終業式のあいさつでは、58年前の西穂高岳独標における落雷による遭難事故、命の尊さについてお話させていただきました。今年も、明日13時30分より講堂南にあるモニュメント前において追悼式を行います。生徒の皆さんもお時間があれば、ぜひ参加していただきたいと思います。
また、7月中旬にオーストラリアで行われた第66回国際数学オリンピックで見事満点を獲得!(世界一位!)し金メダルを受賞した3年4組の狩野慧志さんを紹介し、お話を伺いました。「昨年も満点と思っていたら間違えてしまった。満点とわかった時は、達成感というよりは安心感があった。」「今になって実感がわいてきた。」といったお話をいただきました。改めまして、狩野さんおめでとうございます!!
