校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2023年10月6日

第268号 中秋の深志高校

 9月まであれほど暑い日々が続いた松本も、カレンダーが10月になったとたん朝晩気温が下がり、上着が必要となってきました。そんな季節の変わり目となった9月末から10月初旬、深志高校では様々な行事が行われています。その中でも2学年の研修旅行は大きな行事であったと言えるでしょう。今年は9月27日(水)~29日(金)の2泊3日、2年生の約310名が東北の被災地を訪れ、震災・防災について学びました。さらに東北大学ではキャンパス見学、学部説明を体験することができました。実り多い研修となった模様ですが、その様子は後日特集号でお知らせいたします。

南三陸町で。テレビ等で見覚えのある風景

【1年生 学年クラスマッチ⇒信大連携ゼミ】

 1年生の幹事会(ルーム長による学年運営会議)は、春に松本史跡のオリエンテーリングを企画し運営しましたが、第2弾の行事として9月28日(木)に学年クラスマッチを実施しました。まだ少々気温は高かったものの、天候にも恵まれ、予定通り楽しくクラスと学年の親睦をはかることができました。1年生は翌日29日(金)を代休として、30日(土)よりいよいよ信大連携ゼミが始まりました。初回の30日はオンラインで実施されましたが、講師となる信州大学の先生方にも皆さんご参加いただき、信大の荒井英治郎先生のファシリテートのもと、開講される講座と先生方の紹介が行われました。さらにオンライン上で講座ごとに分かれ、第2回以降のオリエンテーションが主に行われました。講座によっては第1回から現地で早速対面で始まったものもあります。今年はどのように生徒が学びの楽しさを感じるのか、今からワクワクしています。

学クラ最終種目、クラス対抗全員リレー

【全校クラスマッチが開催されました】

10月3日(火)今年も晴天の秋空のもと、全校クラスマッチが開催されました。全校クラスマッチは運動協議会(各運動部の部長が集まった組織)主催で行われます。また、2年生が中心で行われる最初の生徒会行事でもありますので、2年生にとってみるとうまく進められるか、ドキドキでもあります。さらに3年生にとっては、いよいよ最後の生徒会行事。有終の思い出をつくる行事でもあります。結果は、何と2年生のクラスが総合優勝するという形となりました。3年生のクラスが上位を占める中、優勝した2年7組を讃えたいと思います。文章で語るより、写真をご覧ください。

今年の新種目「王様ドッジボール」。ビブスをつけた王様をいかに守るかがカギ
表彰式前の集計の時間、恒例のダンス部とダブルダッチ部のアトラクションが行われました。
総合上位の表彰式。一番右側が優勝した2年7組。横断幕の通り、「石山(2‐7担任)旋風」が吹きすさびました。

【公開授業週間】

 今年度は初の試みとして、10月2日(月)~6日(金)を公開授業週間と位置付けて(3日のクラスマッチを除く)、5・6時間目の授業を中学生、本校保護者に公開をしました。ご来校いただきました皆様に、心より御礼を申し上げます。

最終日(10/6)、授業を見学する中学生

【応管による壮行会が復活しました】

 感染症の影響で、令和2年度より実施が見送られていた壮行会でしたが、應援團管理委員会の新体制のもと、10月6日(金)昼休み、ついに復活を遂げました。今回壮行応援を受けたのが、選手権大会予選の1・2回戦を勝ち上がり、明日いよいよシード校と対戦するサッカー部、新人戦北信越大会にコマを進めた陸上競技部の各種目の皆さん、新人戦県大会に臨む女子ソフトテニス部、同じく新人戦県大会に臨む競技かるた愛好会の皆さんです。会ではサッカー部代表による3年生として出場する大会への思い、新生徒会長の激励の言葉に続き、エールと太鼓による応援が続きました。中庭に団長の声が響き渡り、中庭はもちろん、教室の窓や廊下の窓から、選手と応管への惜しみない拍手が送られました。中庭の後方には見覚えのある野球部の皆さんが陣取っていて、大きな声で声援と拍手を送っていたのが印象的でした。なお、陸上競技部の選手のうち、岩下季実佳さん(2-1)が鹿児島国体の走高跳に、谷川慶奈さん(1-7)が愛媛県で行われるU16陸上競技大会の棒高跳に、県代表として出場します。それぞれの活躍を期待するとともに、北信越大会に出場する陸上競技部の皆さんと併せ、後日紹介したいと思います。

新体制の応管と、新生徒会長の中戸川さん
選手の皆さん、左から、かるた、女子ソフトテニス、陸上、サッカー。教室の窓からも応援
最後方で応援、野球部の皆さんが多数見えます。