校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2022年3月10日

第191号 多士済々たる入賞者

【多士済々たる入賞者】

 部活動も盛んで各種大会での入賞者も多い本校ですが、個人であるいはグループでいろんなことに挑戦して自身を高めようとしている生徒も多く、校長室を訪問して受賞の報告をしてくれます。

 賞状の伝達式を行いながら、話を聞いてみると、個性豊かな生徒たちの様子が伝わってきます。今日は、これまでに寄せられた賞をいくつか紹介します。

(1)最初は、長野県高等学校長会家庭福祉部会が主催する「2021ホームプロジェクトコンテスト長野」です。414件の応募があり、最優秀賞1点に、春山直慶くん(2年生)が選ばれました。「おばあちゃんを転倒、骨折から絶対に守る!!」というタイトルで、祖母の家の改善に取り組んだことを上手にまとめてあります。

 優秀賞には、皆川和月さん、大塚壮剛くん、清水佳乃さんが、さらに、審査員特別賞に阿部由凛さん(いずれも2年生)が選ばれました。家庭科で学ぶさまざまなことから探究的に学びを深め、足元の暮らしを改善していく学習の成果が現れた結果だと思います。

受賞された皆さんと。
家庭科室への通路の壁を使って入賞者の作品が展示されています。

(2)続いては、そろばん。全国珠算教育連盟 長野県支部が主催する「長野県通信珠算競技大会」の団体総合競技で優勝した3名の生徒(堀内星来さん、柳澤泰成くん、奈良朋果さん)が受賞報告に来てくれました。

 そろばんの良さについては連盟のホームページで以下のように説明されています。

「今はパソコンや計算機が広く普及していますが、それらを操作するのは人間であり、頭脳です。その頭脳が的確な判断力や創造力を持っていないと意味がありません。そろばんの学習は計算技能はもちろんですが、集中力や忍耐力、そして限りない創造性を高める効果があると言われています。」とあり、生徒たちは、集中力を礎に創造的な高校生活を送っていることと思います。

トロフィーと賞状を持って校長室で撮影。

(大会の状況などは、以下の全国珠算教育連盟のホームページからどうぞ)

https://www.soroban.or.jp/

(3)今年度スケートのインターハイ出場したのは、志鷹祐吏(したか ゆうり)くん(1年生)。青森県八戸市で1月に行われた全国高等学校スケート競技選手権大会で、スピードスケートの1000メートル、1500メートルに出場しました。「自己ベストの滑りをしてきたい。」という強い決意の声と共に出発していきました。

 競技結果等は、以下の青森県高等学校体育連盟のホームページから「第71回全国高校スケート・アイスホッケー競技選手権大会」をクリックしてご覧ください。

http://www.kotairen.asn.ed.jp/

担任の中村克先生と出発前に挨拶に来て来れました。

(4)吹奏楽部では、アンサンブルコンテストにおいて中信地区大会に出場した4団体のうち2団体が県大会出場を果たし、報告に来てくれました。地区大会は松本市文化ホールで演奏ができたものの、県大会は新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、音源審査となってしまいましたが、サクソフォン四重奏が金賞を、金管七重奏が銀賞を受賞しました。

中信地区大会が終わって報告に来てくれた吹奏楽部の4チーム。
同窓会事務局のある「深志教育会館」で練習をさせていただいています。

(詳細結果等は以下の吹奏楽連盟ホームページの「コンテスト」の欄をご覧ください。)

http://www.ajba.or.jp/nagano/index.html

(5)Quiz研究会では、オンラインではありましたが、「日本クイズ協会」が主催する「ニュース・博識甲子園シリーズ」秋の新人戦決勝大会に出場し、2年生の都筑陽紀(つづくはるき)くんが、全国7位に入賞しました。

 また、「AQLオンライン2021全国大会・ジュニアの部」の「全国一次リーグa日程」にも団体で出場しました。惜しくも全国二次リーグへの出場はかないませんでしたが、リーグ4位入賞を果たしました。

(ニュース・博識甲子園シリーズは、以下の「日本クイズ協会」のホームページから、また、その下の「全日本クイズリーグ」のページから「全国一次リーグa日程」の結果がご覧いただけます。)

https://quiz.or.jp/

https://www.quizaql.com/zenkoku2021jr/

クイズ好きが多く、部活動では日々教室で早押しクイズなどで鍛えています。

 感染症の影響で、大会そのものに参加できなかったり、対面で行う物がオンラインに変更になったり、その場その場で対応を余儀なくされる物も多いですが、生徒たちはそうした状況の変化にめげずに果敢にいろんなことに挑戦しています。心から拍手を送りたいと思います。

(English version below)

   The students working at Fukashi show a great curiosity about various things, leading them to have a chance to allow themselves to try a wide variety of contests and competitions in every field.

   From time to time some of them visit the principal’s office to show the results or to tell what they have challenged.

   Today let me show the five categories of the students’ achievements so far: (1) home economics contest, (2) abacus competition, (3) interscholastic sports meet in Skating, (4) ensemble performance in brass band, and (5) quiz championships.

   Despite the spread of COVID-19, I am happy to tell you that the students have made much of their opportunities to develop their capabilities.