校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2021年4月9日

第152号 ブログの始まりにあたって

ブログの始まりにあたって

今日から深志高校校長通信を始めたいと考えています。通信の発行は不定期です。初回は、このホームページの立ち上げにかかわった3年生3名の紹介から始めます。

 先日、校長室に3名のうちの一人3年生になったばかりの宮沢くんが訪ねてきてくれました。学校紹介のページの校長の写真を撮らせてほしいという依頼でした。きちんとアポを取って日時を決める姿に深志生らしさをまず感じたところです。

 日程調整をした後で、宮沢君からびっくりする発言が飛び出しました。これでホームページの運営からは手を引いて、2年生に引き継ぐというのです。これから3年生の活動が始まる時に手を引くのを潔いというのか残念というのかわかりませんが、立ち上げにかかわった3名の気持ちをまずは記載して、このブログを始めたいと思っています。

 立ち上げの経緯などは、生徒のページをご覧いただければ幸いですが、そもそも深志高校としての情報発信に課題意識を持ち、その課題を解決する方法を考え、議論を交わしながらここまでたどり着いたことに敬意を表します。

3人からのメッセージを以下に記載します。

左から、清水くん、佐藤くん、宮沢くん

「まずは、このプロジェクトに関わってくださった全ての皆さんに感謝申し上げます。HPを刷新するという過程の中で、改めて自分の中で“深志高校”について見つめ直す良い機会になりました。これからはHPを見る側として、深志高校とこれから運営していく2年生のことを応援していこうと思っています。」(宮沢佳成)

「携わってくださった方の目にどう映っていたのかは分からないが、少なくとも僕達は、高校生を人質に仕事をしたことはなかった。」(清水龍之介)

「プロジェクトが終わったいま、無事に終わった安堵感と、終わってしまった小さな寂しさを感じています。1年生の1学期に刷新を考え始め、ほぼ2年間、全力で駆け抜けました。僕達はホームページを完成させましたが、本当に大変なのはこの先の運営だと思っています。2年生の皆さんに期待しています。」(佐藤司門)

 中学生への発信が足りないという課題認識があったとのことですので、この不定期なブログは、中学生に学校の様子を知ってもらえるものにすることを第一義としつつ、在校する皆さん、保護者の皆さんにも学校の様子を伝える機会になればと思っています。さらには、地域の皆さま、学校を愛する同窓会関係の皆さま、そして最終的には長野県内、日本国内、あるいは地球上のすべての人たちに松本深志高校の取り組みを知っていただく機会にして行ければと壮大な計画を立てています。計画倒れにならないように少しずつ、着実に情報発信をしていきたいと考えています。

(English version below)

Principal’s news 2021 about MATSUMOTO-FUKASHI Senior High School has just started, titled “YUKUTE HARUKANI (literally, to look for something good a long way off, or overlook one’s future path in the distance, a line from a school song).  Let me start the first news with the interview with three seniors working here at school, Mr. Miyazawa, Mr. Shimizu, and Mr. Sato.

Three of them started to think of the renewal of their school’s official homepage the year before last, because they thought that the news about their school was not fully reached to the stakeholders especially to junior high school students who hope to study at FUKASHI in the future.

The other day, one of the three students named Mr. Miyazawa visited my office to make an appointment with me to take a picture of me to use on the new homepage.  I was surprised to hear that the civilized polite boy said that he would soon stop being engaged in this homepage project, leaving all to the juniors.  I took interest in his firm decision.

I won’t translate the Japanese comments of the three students above in case I fail to express their true intentions, but from now on, in view of the three students’ motivation, I will report basically what is happening in this school, firstly to junior high school students, but furthermore to the enrolled students and their guardians, alumni and alumnae, and hopefully to a lot of people in Japan and worldwide.

I hope this news will help all concerned to get to know more about MATSUMOTO-FUKASHI Senior High School based in Matsumoto City, Nagano prefecture, Japan.