校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2025年7月11日

第344号 とんぼ祭始まる・夏に向けて

【とんぼ祭始まる】

開催宣言
キャンドルアート

【夏に向けて】

 7月14日よりオーストラリアで開催される第66回国際数学オリンピックに出場する本校3年の狩野慧志さんが、まもなく日本を出発します。先日、校長室で激励し(写真を撮り忘れました、すみません)、決意を語っていただきました。「明確な目標を定めるのではなく、昨年の自分を超えることが目標」と話してくれました。海外での活躍を祈念しています。

 また、本日午後、松本市音楽文化ホールで、「令和7年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ) 開け未来の扉 中国総体2025」に出場する長野県選手・役員の選手団結団式が行われ、自転車競技に出場する本校3年の伊東光太郎さんも参加しました。伊東さんは「まずは予選通過を目指したい」と力強く語ってくれました。伊東さんも含め選手の皆さんには自分の持っている力をすべて出し切ってほしいと思います。

 結団式の後には、パリオリンピック柔道女子57kg級金メダリストの出口クリスタさんのトークショーが行われました。「結果が良かったのは無心で臨んだ時」「勝つことのみを目標にしているとしんどい時が来る。競技の魅力を見つけてほしい。」「辛い時を乗り越えるのは自分自身。周りを頼っていいが、最後は自分。自分を自分で労ってあげることが大切。まずは自分と向きあってほしい。」といったお話をうかがいました。また、参加した生徒からの「モチベーションが下がったときはどうすればよいか」といった質問に、「無理をしないで、その時にできることをやってほしい。無理をすると嫌いになってしまう。」とお答えいただきました。気さくにお話しいただき、笑顔とユーモアにあふれたトークショーでした。

担任の柴先生と
トークショーの様子