校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2025年5月12日

第336号 大空に

【こいのぼり】

 5月12日お昼の時間に、屋上で「鯉のぼり集会」が行われました。多くの生徒が見守る中、應援團管理委員会が冬から制作した鯉のぼりを掲揚しました。

 なぜ鯉のぼりを掲揚するのか。

 「昭和26年、五月晴れのある日、校舎前庭の桜の木の下で3年生数人と談笑していた岡田校長先生は、「こんな時は鯉のぼりを立てればいいがなあ」とつぶやき、それを聞いた生徒が「俺たちが作ってみるじょ」となりました。生徒たちが作り上げたのは、和紙を貼り合わせた、全長約10mの巨大鯉のぼりでした。目入れは岡田校長先生。昭和28年からはアカシア会が作っていましたが、岡田校長先生の退任とともに途切れました。その後、昭和44年、当時の副團長を筆頭に應管校舎のカーテンを使って製作し復活しました。」(應援團報より)

 「つぶやき」を形にして、それが今日まで引き継がれています。

 正解のない時代、先の見通せない時代は、「ゼロから1を生み出す」ことが求められると言われますが、「つぶやき」「ひらめき」を形にすることと通じるものがあるように思います。

【中信大会】

 先週末から高校総体中信大会が始まっています。

 すでに、バドミントン、卓球は中信大会が終わり、両部とも、男子・女子ともに団体戦を含め(バドミントン男子ダブルス優勝!)、県大会出場に進みます。

 今週末が中心開催日です。健闘を祈念します。

【授業の風景】

 来週は1学期中間考査が行われます。中信大会と近いため準備が大変かと思いますが、日々の授業を大切にして準備を進めてほしいと思います。

 授業の様子です。集中して取り組んでいます。