校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2022年9月22日

第222号 個性的な仲間とその輝かしい取り組み

【クイズ研究会の3人組】

 と書けば、誰のことか、既におわかりの方もいらっしゃると思います。9月9日(金)、日本テレビ系列で放送された「全国高校生クイズ」の全国大会に出場した、2年3組の松本優希さん、2年6組の多田竜之助さん、2年2組の嶋田陸来さん(放送時の向かって左からの並び)の3人です。9月9日は信濃毎日新聞で地域交流委員会の取り組みが全県で掲載された日でもありましたので、県内に住む私の友人たちからは「深志Dayだね」とか「深志の素朴な生徒達、超カッケーんだけど」などのメールが入ってきました。番組の収録は8月のお盆中だったそうなので、出場したことや結果について秘密を守り通したこともすごいことだと思います。

 全国大会当日は、各地域予選を突破した猛者たちが日本テレビに集い、まずは各チームが正確な答えと解答の速さが求められる一回戦に臨み、6チームに絞られました。深志高校チームは見事なチームワークを見せ、全体の4位で突破し、準々決勝にコマを進めました。準々決勝では2チームによる早押しクイズ。全体3位の東大寺学園と激突するも、惜しくも一歩及ばず、準決勝に進むことができませんでした。

 地区予選は、3人の合計得点で勝ち上がったそうですが、「全国の強敵と戦うことができ、また、演出やセットなどすばらしい舞台で貴重な機会を得ることができてとても嬉しかった」とのことです。また、嶋田さんは、「一回戦では全国大会に向けて準備したことや、ピンポイントで対策を行ってきたことが出題されて、勝利を確信した。努力や準備は裏切らないと思った。」、松本さん、多田さんも「一回戦の最終問題の10個連続解答問題に歌舞伎関係が出題されたときは、それを得意分野とする嶋田に全幅の信頼を置いて、考えて間違った答えを言うよりも、できるだけ早くパスをして嶋田に回すことにした」と語ってくれました。敗れてしまった準々決勝については、「焦ったり、迷ったりした一瞬が、今考えると悔しい。もっと純粋に、素直に解答すれば行けたかもしれない。」と、残念そうな表情を見せたものの、「12月にはAQLという大会がありますが、これは学校ごとの団体戦で、今年も全国大会を目指したいと思う。昨年は北信越大会で新潟高校に敗れ2位での全国大会進出だったけど、今年は何としても1位でシード権を得て通過したい。またこの機会に1年生も育てていきたい。」ということで、最初ははにかんでシャイな感じだった彼らですが、力強くこれからの抱負も述べてくれました。

本番での並び順、左から松本さん、多田さん、嶋田さんです。

【4つのデザイン*4つのコンペ】

 様々な大学が、高校生を対象として様々なコンクールやコンペティションを行っていますが、8月、広島女学院大学から学校に次のような連絡が入りました。大学が生活デザインに係る4部門のコンペを行ったところ、「地域の魅力をスイーツでデザイン」部門で、本校2年生の上條奏さんと福田杏夢さんが応募した作品「See Quittetorte」が第2位にあたる優秀賞を受賞したとのこと。教頭先生もいったい何のことかわからず、広島女学院大学のホームページを検索したところ、確かにコンペの募集要項と審査結果が掲載されていました。当然のことながら応募作品の多くは広島県の高校生によるものなのですが、確かに本校2年生の応募作品が上位入賞作品に選出されていました。

 2人にインタヴューをしたところ、以前から「大学ジャーナル」というウェブページに掲載されている、様々な大学が実施するコンペティションに応募をしていたそうです。昨年も岐阜協立大学が主催したコンテストに諏訪地域を題材としたビジネスプランを応募し、優秀賞を受賞しているとのことでした。今回のスイーツと全く関係無いようにも思えますが、諏訪出身の2人は、いずれも「諏訪の地域おこし」という観点からプランを創造していて、今回のスイーツも諏訪の特産物や歴史など文化・産業をイメージしながら創り上げており、一本筋が通った「コンテスト・ジャック」であることがわかりました。これからもこの活動を続けるそうで、陰ながら応援したいと思っています。

諏訪のコンテストジャッカー、左が福田さん、右が上條さんです。

【(私にとっては)謎の競技会】

 これも夏休み中のこと。先生方の間である情報が流れていました。どうやら今はやりの「Eスポーツ」に係る高校生の全国大会(ポケモンユナイト甲子園)に深志高校の2年生チームが北海道・東北・北陸・甲信越地区代表として決勝に進出している、とのこと。後日、全国233校のエントリーの中で、深志高校チームが第3位となったとの情報を得ました。主催者や本人たちが学校に連絡をくれたわけではありませんし、直接取材していませんので詳細の情報発信は控えますが、こんな風に、自分たちの興味関心に従って活躍している深志生がまだまだきっと大勢いるのだろうと改めて感じた出来事でした。

 いろいろな分野で、また部活動のあるなしに関わらず、そこここで自由に自分たちの考えやスキルをどんどん発表し挑戦していく。場合によっては、学校だとか自分の所属だとかに関係しない、自由闊達な活動。「生きる力を磨く」という言葉が浮かんできました。

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