校長通信
ゆくて遥かに
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2021年12月23日

第187号 マイプロ 教育委員会賞を受賞

【マイプロ 教育委員会賞を受賞】

 令和3年12月12日にオンラインで行われた「全国高校生 MY PROJECT AWARD 第3回長野県Summit」において、本校2年生「岩間光太郎」くんが、参加した43チームの中から5プロジェクトにノミネートされ、最終的に「教育委員会賞」を受賞しました。

 プロジェクトのタイトルは「持続可能な木材利用」

オンラインで行われた発表で、岩間くんは実際に取材した林業の現場の写真も使いながら、上手なプレゼンをしていました。

 マイプロジェクトアワードについては以下のホームページに記載がありますが、「成果やプランの壮大さを比べる場ではなく、プロジェクトを通して得てきた『学び』を参加者全員で共有する場であり、探究学習・マイプロジェクトを実行した高校生が、活動を発表し、参加者との対話を通して次の一歩を考える『学びの祭典』」とされているものです。

(マイプロジェクトの詳細については以下からご覧ください。)

https://myprojects.jp/

 高校における「総合的な探究の時間」が次第に充実してくる中、生徒たちの探究活動の発表の場も広がってきています。マイプロはその発表の場の一つでもあります。

今回の長野県Summit 参加者用の案内とワークシート。

 今回、参加した岩間くんは、学校の授業としての探究活動で1年次から「林業」に興味関心を抱いて深掘りをしてきました。2年生になって、アンケートや大学教授へのインタビュー、実際の伐採現場での取材などを通して、日本の林業の課題や今後の方向性について探究を進めています。

 今回は、その活動を10分のスライドにまとめ、高校生としての思いを率直に発表してくれたことが評価されたようです。

 前日の土曜日には、やはりオンラインで、インタビューワークや振り返りをしながら考えを深め、日曜日は、午前中に一次予選、さらに16プロジェクトによる二次予選を経て、岩間くんの発表が上位5プロジェクトに選ばれました。

 岩間くんは、今回の受賞について、次のように語っています。

 「こういう大会に出るのは初めてで緊張しましたが、自分の探究活動がどう評価されるかや、他の学校がどんなことをしているかにも興味がありました。

 工業高校などは実践的研究をしていましたし、こんなに深く探究をしている人がいるんだと感動する発表もありました。森林に関する自身のプロジェクトがこんなにも評価され、フィードバックももらえて嬉しかったです。大学に進んで、林業をもっと極めたいと思っています。

 人から指示されるのではなく、自分の意思で探究している人ばかりで、これが本来の探究だと思いました。深志高校の生徒もいい探究活動をしている人が多いので、来年はもっと多くの人が積極的に参加してほしいと思います。」

 好きを極める、そして社会課題に目を向ける、その大切さを私自身が改めて感じた日でした。

 これまでの2回の長野県大会の参加者の声などは以下のサイトが参考になります。生の生徒の声をお聞きください。(今回第3回大会の様子はYouTubeで公開されることになっています。)

https://sites.google.com/view/mypro-nagano21/

(English version below)

   Our second-year student Mr. Iwama Kotaro’ s project was nominated as one of the top five presentations out of 43 projects from all through Nagano prefecture in the third Nagano summit held online on December the 12th, 2021.

   MY PROJECT AWARD for high school students has been created by KATARIBA, a non-profit organization which operates on behalf of pupils and students all around Japan seeking to lead a better life.

   The objective of this event is for high school students to share with other students what has been learned through their own project; it is not to compete with others concerning how fruitful and big their project is.

   Mr. Iwama has been exploring the issue of the forest industry for almost two years since he started his research last year.  On the day before the summit he talked online with other students and supporters to discuss his topic, and on the day of the tournament he gave a slide presentation for ten minutes.

   He says to me, “Having never been in this kind of meeting, I got nervous at first.  I was interested in the feedback I would receive on my project, and also in what other students did for the project.

   “I was impressed to watch some projects so deeply explored, and was also happy with a lot of positive comments about my presentation on forestry.  I would like to keep on working on it even after I go on to higher education.

   “All the participants carried out their research on their own will, which is real ’Inquiry learning.’  I hope more and more students in Fukashi will take part in this award next year.”

   To interview the student, I myself as a principal have realized the importance of diving into what interests you and thinking of the social agenda around you.

様々な「学びのロールモデル」をみんなで共有することもこのマイプロの目的です。

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