校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2021年11月27日

第185号 秋の終わりに

【秋の終わりに】

 本校の敷地内は緑が多く、四季を通じて植物の息遣いが聞こえてきます。

校舎と青空とのコントラストが美しい。

 秋になると、広葉樹の紅葉が色鮮やかに校内を彩り、晴天の日などは一般の方が正門前で足を止めて、校舎と紅葉と青空のコントラストを眺めている姿にも遭遇します。

 色鮮やかな季節も束の間。秋も深まり、木枯らしが吹く頃になると、落ち葉の片付けに追われることになります。

 広い校内の落ち葉の片付けは容易ではありませんが、事務の職員に日々片付けをしていただいています。かつてのように、落ち葉を使っての焼き芋会はほとんど見られなくなりました。

放課後の清掃の時間に分担場所を生徒が片付けてくれます。

 この時期は、放課後の清掃の時間に生徒たちも一緒になって落ち葉の片付けにあたります。正面玄関横には大きな箕と竹箒が用意されており、短時間ではあるものの生徒たちも一生懸命落ち葉はきに精を出します。

集まった落ち葉は、袋に入れて玄関先に置きます。

 50メートルほど坂を下ったところにある同窓会の施設である「深志教育会館」の周りにも桜の木が多く、ここも生徒たちの分担になっています。

ブロアーも使いながら早朝から中庭を掃除する真々部さん。

 いつも校舎内外を整えていただいている事務室の「眞々部公靖」さんからは次のようなコメントをいただきました。

 「NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」にて、その回でもキッチリ叱られました。

「なぜ秋になると落葉するの?」 さてね。寒いから? そりゃ叱られますね。答えは、確か「リストラするため」だったかな。

 春から夏にかけて、広葉樹は葉っぱが行う光合成によってエネルギーを得ています。しかし、寒い寒い冬を乗り越えるために、樹木さんは、弱くなった陽光からエネルギーを得ることより休眠モードで出来るだけ消耗を抑える態勢に入ります。葉っぱの皆様には「皆さん、今まで頑張ってくれてありがとう! 皆さんの役割は終わりました。だからウチから出てってくださいね〜。」「ええぇ〜!?」みたいな。

 そう考えると、落ち葉さんたちはキッチリ任務を遂行した戦士だったんですね〜。「偉い!葉っぱさんたちは立派だ! でも来年はもう少しニートしててもいいかも。」などと思いながら、葉っぱにまみれる毎日です。

一見美しい庭ですが、片付けも大変なんです。

 こうして多くの人の力を借りて校舎外の環境が整えられ、いつ人が来ても気持ちよく迎え入れられるようになっています。

(English version below)

   Our campus is full of greenery all through the year, which delights and sometimes excites people watching it.  On a fine beautiful autumn day you see some people stop in front of the school watching the beautiful school building with a blue sky behind the trees.

  In a while the season proceeds and you see a lot of fallen leaves under the trees all around our campus.

   Usually our janitors clean the campus, but in this season the students help them clear the leaves at the cleaning time after school.

   Mr. Mamabe Kimiyasu, who takes care of the school buildings and campus, says,

   “I watched a famous TV program on NHK and found out why trees shed their leaves in autumn.

   “According to the program, trees will go into a sleeping mode in winter in order to save energy.  So the trees tell the leaves that they have finished their role of photonic synthesis and say good-bye to them.

  “In that sense the leaves are like a sort of fighters who have fought to the full extent of their power through the year.  I remember that program and clean the garden full of fallen leaves every day.”

   Our school campus is always neat and clean, depending on the work of these people, and welcomes people warmly.

西穂遭難慰霊碑のある周辺の庭。

ARCHIVE