校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2021年9月7日

第174号 放送部 NHK杯 準優勝

【放送部 全国準優勝のこと】

 令和3年7月27日に行われた 第68回 NHK杯 全国高校放送コンテストにおいて、本校放送部が、決勝で優秀4作品にノミネートされ、最終的に準優勝を獲得しました。

コロナ禍で、決勝戦はオンラインで行われました。教室で、他校の作品などを見ている生徒たち。

 68回を数える放送コンテストは、「アナウンス」「朗読」「ラジオドキュメント」「テレビドキュメント」「創作ラジオドラマ」「創作テレビドラマ」の6部門に分かれています。全ての部門のトータルでは、参加校は全国で1,433校、参加生徒数は11,988人を数えます。今回長野県では17校が県予選に参加し、8校が全国大会に進みました。

 準優勝した本校の「つないで つないで!!」はテレビドキュメント部門で、全国では413作品のエントリーがありました。

受賞を喜ぶ矢野さん(中)と大月さん(右)

 作品を制作した「矢野晶(あきら)」さんと「大月まき」さん(ともに2年生)に受賞に至る道のりを聞きました。

 矢野さんは

 「学校生活の中で、疑問を感じ探究してみたいと考え始めたのは1年前のコロナ禍でした。小中学校では各教室にテレビがあって映像放送は当たり前です。ところが高校ではなぜか各教室での映像放送が簡単にはできません。

 数ヶ月でこの素朴な疑問をまとめ上げる予定でした。古い文献を読んだり、産業社会学や教育社会学を専門とする大学の先生に話を聞いたり、県教育委員会への取材活動などを続けても、なかなか「なぜ?」の答えに辿りつかないんです。

 しかし、それが返って疑問を深く掘り下げることにつながりました。作品のテーマが難しく自信もありませんでしたが、とにかく分かりやすく制作することを心がけました。大学の先生にも評価していただき、こうした深い体験を通して、いろんな話を聞いて人に何かを伝える楽しさがわかってきました。」

 

 一方の大月さんは、1年生と協力しながら作品のデザインやイラスト作りを主に担当しました。「通常作品と違ってインタビューが少ないわりに情報量が多いため、わかりやすいイラストや説明に苦労しました。今後も表現力や構成力をつけていきたいです。」と話してくれました。

校長室に受賞報告に来てくれました。この後、湧き出るように自分の思いを伝えてくれる姿が印象的でした。

 矢野さんは、準優勝も嬉しかったけれど、今回テーマとした「高校における全校一斉の放送システム」を深志高校が夏休み明けに導入してくれたことも非常に嬉しいことだと言っています。

 本校では、2学期の始業式から新しい映像システムを運用していますが、どこの部屋からでも配信でき、全校でも学年別でも放送が使える、このシステムを授業などで有効に活用していきたいと思っています。

 「つないで! つないで!」は以下のNHKのページでご覧いただけます。「テレビドキュメント」をクリックしてご覧ください。8分の作品です。

https://www.nhk.or.jp/event/n-con/hs/tv_doc.html

(English version below)

   The 68th NHK broadcasting contest for high school students was held online on the 27th of July, and our broadcasting team won second place in the “TV Document,” with the 8-minute production titled “Tsunaide Tsunaide!!” literally, “Put us through, or go hand-in-hand.”

   The contest consisted of 6 categories (Announcing, Recitation, Radio document, TV document, Radio drama, and TV drama), and a total of 11,988 students took part from 1,433 high schools nationwide.  Eight high schools from Nagano prefecture advanced to the national competition.

   Ms. Yano Akira who played the main role in the production says,

   “I came upon a question a year ago in the middle of the corona tumult.  In primary schools or junior high schools, you have a TV broadcasting system and you can watch educational videos with ease in the classroom, but in high schools there is no such system.

   “I read old documents regarding the broadcasting system in high schools, asked the professors in colleges, and even interviewed the board of education in Nagano.  Still, I couldn’t solve the problem.  This is why I needed to go further into the issue, which was good to me and made me think that communication with others was interesting to me.

   “I am satisfied with the fact that we got second place, but I am also happy with the fact that our school introduced a similar broadcasting system this year.”

   Ms. Ootsuki who took a designing role in the production with her juniors says,

   “I tried to convey the message as simply as possible by drawing skillful illustrations so that the viewing audience could easily understand the story.  I would like to brush up the power of self-expression and organization.”

   You can watch their production on the NHK website above.

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