校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2022年5月10日

第201号 公開授業、学年PTAが実施されました

 ここ2年間、コロナにより実施しにくい状況となっていた公開授業ですが、開かれた学校づくりの観点からも何とか実施できないものかと思っていました。そんな中、教務の先生方の細かいご配慮と、先生方や生徒の皆さんのご協力により、4月29日(金)、保護者の方に限った公開授業を行うことができました。密を避けるため教室の中に入っていただくことはできませんでしたが、半日で300名を超える方にお越しいただき、廊下から距離を保ちながら授業をご覧いただくことができました。私も廊下から短時間ではありましたが見学させていただきました。先生方もいつもより緊張した面持ちであったようですが、持ち味と個性を生かしながら、生徒たちとしっかり向き合う授業をされていたように感じました。

 ご来校いただいた保護者の方の中には、本校OBOGの方もいらっしゃったでしょうし、初めて校舎に入られた方もいらっしゃったようです。ご覧になられた方々は、どのような感想をお持ちだったでしょうか。来年はもっと多くの方にご覧いただける公開授業になることを願っております。

ご来校の皆さんには廊下から教室内の授業をご覧いただきました。
ご協力をいただき、ありがとうございました。

 午前中の公開授業に続き、午後は学年ごとのPTAを3会場において実施することができました。開催にあたり、役員の皆さま方には準備、打ち合わせ等ご尽力を賜り、御礼申し上げます。学年によっては事前に資料が配信されたり、3年生は当日の進路講演をオンラインで配信して会場以外でも視聴できるようにしていました。PTA総会は残念ながら密を避けるために実施できませんでしたが、コロナ禍であっても、必要なことは工夫して実施する、このことは生徒だけでなく、我々大人も生きていく力として、とても必要とされていることだと感じました。

 県立高校ではありますが、保護者の皆さま、地域の皆さま、同窓生の皆さま、その他多くの関係者の皆さまのお知恵と、ご支援ご助力をいただいてはじめて学校運営が成立します。これからもこうした機会を大切にしてまいりたいと存じますので、よろしくご協力のほどをお願いいたします。