校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2021年4月11日

第153号 新年度 最初の職員会

 2021年(令和3年)4月が始まりました。今年は桜の便りも早いとのこと、4月1日に初めて赴任した日は天気も良く、校内の桜もほぼ満開。入学式までもってくれればいいなぁと思いながらの新年度の始まりでした。

2021年(令和3年)4月1日 晴天の下、桜が迎えてくれました

 学校は、まずは職員同士の初顔合わせから始まります。第一回目の職員会は全ての教職員が集合し(感染症対策のため広い場所が確保できる同窓会館をお借りしました)、4月当初の日程や行事の確認などを行います。さらに、各係に分かれての打ち合わせが数日間続きます。

同窓会館をお借りして第一回目の職員会を行いました。

 今年度、新たに赴任した職員は私を含めて9名です。本日のブログでは、第1回目の職員会で校長の私から先生方にお話しした内容をいくつかお伝えします。

 本校の「生徒育成方針(ホームページに掲載されていますのでご覧ください)」に記載された理念を具現化するために、「チーム深志」を合言葉に、以下の3点の話をさせていただきました。

 1点目は、「チームで、みんなで一人ひとりの子どもに焦点を」という話です。様々に連携を図りながら、ひとりで育てない、ひとりで抱え込まない教育をお願いしました。どんなことがあっても生徒を見下さず、見落とさず、見逃さず、そして見捨てずいきましょうと話をしました。

 2点目は、「子どもたちに、社会とのつながりを意識した教育活動を」という話です。個別に最適な学びと協働的な学びの充実、そして伝達型から双方向型の学びへのさらなる転換、校内では完結しない外に目を向けた教育活動をお願いしました。

 3点目は「ワークライフバランスを考慮した働き方」の話です。先生方が体も心も健康であって初めて、子どもたちの心に寄り添う余裕が出てくると考えます。

 伸びやかに明るく「チーム深志」で学校づくりに邁進していきたいと、自分自身の心にも言い聞かせた初職員会でした。

(English version below)

   On the 1st of April, 2021 started a new school year at MATSUMOTO-FUKASHI, with a lot of cherry trees in full bloom in the campus, welcoming 9 new staff members.

   Today’s blog begins with some of what I as a principal told to the members at the first staff meeting.

   In accordance with our school’s educational policy for rearing students (see other page on this site), all the educational activities should be done oriented in the same direction by a team of all the staff members at Fukashi, I told them, to begin with.

    Three of the points I told them include (1) to look after every single student hospitably with a team of all the staff, (2) to give students a wide variety of opportunities to learn in and out of school, and (3) to create a work-life balance to keep fit to support the students.

   At the first meeting, I reaffirmed what it means to be here as a principal.