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深志の鯉幟

こんにちは!生徒会学校ホームページ係の星田英恵です。

新年度が始まって気がつけばもうすぐ二ヶ月、新生活のリズムにはそろそろ慣れてきた頃でしょうか?5月といえば、そらを泳ぐあの姿そう──鯉幟(こいのぼり)!今回は、深志高校ならではの“空飛ぶ風物詩“についてご紹介します!

鯉幟は應援團管理委員會(以下應管)が11月頃から制作し、鯉幟集会で生徒と共に「自治を叫びて」や唱歌「こいのぼり」を歌いながら掲揚します。

ー深志高校鯉幟の歴史ー

昭和26年、5月晴れのある日、校舎前庭の桜の木の下で3年生数人と談笑していた岡田甫(はじめ)校長は、「こんな時は鯉幟を立てればいいなぁ」とつぶやいた。「俺たちが作ってみるじょ。」と、生徒達が作り上げたのは、和紙を貼り合わせた全長約10mの巨大鯉幟だった。目入れは岡田校長。28年からはアカシア会が作っていたが、彼の退任とともに制作は途切れてしまった。その後44年、当時の副團長を筆頭に應管が校舎のカーテンを使って制作、平林校長の「平林壱号」として復活、今に至る。(應援團報號外令和7年5月7日発行より引用)

本校の鯉幟は以上のような歴史があり、今でも應管の生徒達によって受け継がれています。鯉幟には製作者である應管一人一人の名前と今年の鯉幟の名前が書いてあります。鯉幟の名前「慎司壱号」は今年赴任された校長先生のお名前からいただいたそうです。應管が毎朝8:00に掲揚し、放課後に下ろしてくれています。天気のいい日はぜひ鯉幟を見上げてみてはいかがでしょうか。

中間考査も終わり疲れが溜まっていると思いますが、約2ヶ月後には蜻蛉祭があります!感染症など健康に気をつけながら楽しく過ごしましょう!!